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【スペシャルティ】ブラジル ファゼンダ カッシャンブー アララハニー

¥1,800 税込

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カルメン・ルシア・チャベス

ミナスジェライス州の南、トレスポンタスで100年以上の歴史を持つカッシャンブー農園。現在は3代目のカルメン・ルシア・チャベスさんが中心となり、すでに5代目が将来、この家業を継ぐ準備を始めています。カッシャンブー農園は211ヘクタールあり、そのうち120ヘクタールがコーヒー栽培、60ヘクタール以上が法的資源と永久保存地域、13ヘクタールが牧草地、10ヘクタール近くがコーヒー加工機械用の土地となっています。この農園では、品質、栽培、生産プロセスの最適化を図るため、常に改修が行われており、持続可能なコーヒー生産を探求しています。
 カルメンさんは雇用や地域、環境への社会的な取り組みを実践すると共に、BSCAの会長やIWCAのブラジル支部の設立などブラジルのコーヒー産業の発展へ寄与してきました。2021年にはブラジル・フォーブス誌の農業関連における強力な女性100人(100 Mulheres Poderosas do Agro)の1人に挙げられ、現在もSDGsの推進や女性生産者の活動支援など多岐に亘って活躍をしています。

持続可能な開発目標-SDGs

2020年、カッシャンブー農園ではカーボンニュートラルに向けて太陽光発電パネルによるクリーンエネルギーの利用と、農園内で生産された有機コンポストによる施肥の利用を開始しました。また、これらの取り組みに加えて、その効果を検証するためにジュニア・フォレスト・プロジェクトを通じてラヴラス大学(UFLA)およびブラジル農業研究所と共同で、森林、コーヒー農園、土壌を通じた炭素の吸収を評価するカーボンニュートラルの研究を進めています。
国連のアジェンダ2030の「持続可能な開発目標-SDGs」に沿って実践的な農業を強化し、クリーンエネルギー、土壌資源、ゼロカーボン、持続可能な経営、生産に関する指標を調査しています。こうした大きな投資に加えて生産システムの再検証や節水、ミツバチによる受粉計画、環境保護活動など、プロジェクトに継続的に投資しています。

アララ種

また、カッシャンブー農園には実験区画があり、93種類のコーヒーの試験栽培を行い、敷地内の微気候の中で各品種のパフォーマンスを評価し、区画のリノベーションに役立てています。その中で、カッシャンブー農園ではアララ種の官能的な特徴に着目し、大きな投資を行ってきました。アララは、イエローカトゥアイとオバタンとの突然変異で生まれた品種です。生産性に優れ、病害虫に強いだけでなく、発育が良く、生産性が高い品種です。また、大きな特徴として通常の品種に比べ、開花から成熟までが遅いため、時間を掛けて土壌のミネラルを吸収し、また均一性が高まる事から、優れた風味特性を持ち合わせていると言います。4年間、実験農場でこの品種を分析した結果、この品種と農地の微気候に大きな可能性を見出すことができ、2Haで生産していた体制から現在では22Haまでに広げて生産を拡大し、カッシャンブー農園が最も期待する品種となっています。

『私たちの社会的責任に関する方針は、再生可能でバランスのとれた農業の実践と管理、優れた農業技術と低炭素農業のための最新の技術との組み合わせ、そして作物、人々、環境への愛情、配慮を基本としています。そうして愛情と責任をもって生産したコーヒーはより多くの価値を持つと共に健康的で持続可能な徳の高いコーヒーとして、皆さんに喜んで貰えたらと願っています。このチャレンジに力強くコミットし、皆さんと再会できる日を心から願っています。』

キャラメル、イエローピーチ、タンジェリン、バナナ、ウォルナッツ、メイプルシロップ、クリーミーマウスフィール

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